今日は、温泉と美肌づくりのお話です。
日本で温泉は、古く縄文時代から
人々の心と体を癒すと魅せられていたようです。
江戸時代には、各地で盛んになり、
暑さ寒さに耐えられる体づくりに活用されていました。
今では、温泉効果が化学的に解明され、
健康効果と美肌効果が見直されています。
◆温熱効果
温泉につかることで、体の隅々まで血を送り込み
血流促進に一番の有効手段です。
また、熱による刺激が
傷んだ細胞を修復するタンパク質
「ヒートショックプロテイン」を増やすことも実証されています。
入浴習慣によって「ヒートショックプロテイン」が増えると、
紫外線によるお肌のダメージの回復が早まるそうです。
一度に熱いお湯につかって、体温を上げるのではなく
湯につかったり上がったりを繰り返し、
徐々に体温を上げるほうが効果的だそうです。
入浴後の体温持続時間がカギだそうです。
◆泉質効果
温泉と認められた湯には、
神経痛・関節痛などに効果的な成分が含まれていて
硫黄泉、塩化物泉など、いろいろな泉質があります。
効果効能があるってことです。
しかし、
温泉は、病気を治すことを目指すのではなく
「体を正す」
「本来の形に戻し、自分で治る力をよみがえらせる」
湯の成分を効果的に体に取り込む予防医学です。
◆リラックス効果
温泉につかると、心身ともにリラックスして
幸せ気分になりますね。
この状態は、ホルモンが適切に分泌され
自律神経を整える効果が高まります。
忙しくストレスが高い日常では
イライラする交感神経が優位になっています。
温泉にはいり、リラックスすると
ゆったりできる副交感神経が優位になり
バランスを整えることができます。
自律神経のバランスが整うと熟睡できる。
副交感神経が優位になると免疫力がアップする。
バランスを整えるって、大切なことですね(*^_^*)
◆アンチエイジング効果
アンチエイジングって「抗老化」
老化しないように抵抗することですね。
でも、地球上のあらゆるものは、酸素で老化します。
リンゴを切ったら、茶色に変色していきますよね。
アンチエイジングの効果は、
抗酸化作用が高くなればいいってことです。
最近の研究から
温泉に入ると「抗酸化作用」が得られると実証されました。
温泉には体内の活性酸素を還元する力がある。
一日3回温泉に入ることを3日間続けるだけで効果あり。
抗酸化作用と湯の種類や成分の濃さは関係ないようです。
「質のいい温泉」がいいんだと・・・!!
質のいい温泉とは、
地表から湧き出てからの時間が短い温泉です。
つまり、
地表に出た湯は、酸素に触れる時間が長くなるほど
酸化するので、「源泉かけ流し」が効果的なんですって!
美しい自然のなかで、のんびり露天風呂に入るのが
一番のアンエイジングになるんですね。
温泉旅行に行けなくても
日帰りできる温泉や
自宅のお風呂で温泉気分を味うだけでも
アンチエイジング効果はありますよ。
今の季節、お手軽なミカン湯を楽しんでください。
食べた後の皮を陰干し
ガーゼか木綿の袋に入れて、浴槽につけるだけ。
(台所で使うネットのゴミ袋が便利かも)
ミカンの皮には、リモネンという香り成分が含まれていて
リラックスと血行促進の効果があります。
ミカン湯は、湯冷めしにくく保温効果が高く
クエン酸やビタミンCも豊富なので
冬の美肌ケアにはおススメです。
湯上りのぽかぽかしたお肌に
ナールスミントプラスをスプレーすると
ヒートショックプロテインがさらによく働き
美肌力が引き出されます(*^_^*)