ダイエットしているので糖質カット!!
ごはん・めん類の炭水化物はとらない!
ケーキやアイスクリームは我慢(><)
でも、朝の果物は健康と美容にいいの?
砂糖も果物も、糖分の構造は同じ
でも糖類にはいろいろな種類があり
体内でのはたらきに違いがあります
糖類は「単糖類」「少糖類」「多糖類」などに分けられます
・果物やハチミツに多く含まれる単糖類の「ブドウ糖」「果糖」
・ケーキに含まれる少糖類の「ショ糖」「麦芽糖」「オリゴ糖」
・ごはんに多く含まれる多糖類の「でんぷん」「グリコーゲン」
などは耳慣れた種類ですね
糖類は体内に入ってからの消化・吸収の速さが異なります
ブドウ糖は、体と脳のエネルギー源でとても重要!!
腸で吸収され血液中に入り全身に供給しています
ブドウ糖しかエネルギー源として利用できないのが
脳・神経組織・赤血球!!
朝の果物やスプーン1杯のハチミツがいいのは
脳の栄養になるからですね(*^_^*)
ブドウ糖は穀類にも多く
グリコーゲンはブドウ糖が体内でつくり変えられたもの
ごはん・パン・めん類に多く含まれる糖分なので
炭水化物ダイエットは慎重に!
そのうえ、炭水化物のエネルギー摂取量が不足すると
皮膚や臓器、ホルモンや免疫など体をつくるタンパク質が
エネルギーに利用されるので、老化が加速します(><)
炭水化物がなぜ太るのか?
炭水化物の糖質はエネルギー源として全身の細胞に運ばれますが
エネルギーとして利用されず余った分は中性脂肪として貯蔵される
なので、食べ過ぎは禁物!!
1g当たり約4Kcalのエネルギーを産生するので
余剰しないように運動などでカロリー消費が必要です
一方の果物は糖質だけでなく
ビタミン・抗酸化物質・水分など体に良いものを含みます
また、ほとんどが肝臓で代謝され
インスリンを必要としないので血糖値を上げません
さらに、果物の食物繊維のはたらきで
糖分がすぐに脂肪として蓄積されることを防ぎます
普段お料理や紅茶などに入れる砂糖も
「てんさい糖」「白砂糖」「三温糖」「きび砂糖」「黒砂糖」など
いろいろな種類があります
・腸内改善のオリゴ糖を含む「てんさい糖」
・カルシウム・ミネラル豊富な「黒砂糖」
ほかにもメープルシロップや麹甘酒など
いろいろな甘味料があるので愉しんでみましょ(*^_^*)
<身近にある果物で健康維持>
【りんご】
人間が食した最初の果物と云われています
カリウム・カルシウム・食物繊維・ビタミンC・リンゴ酸など
栄養素が豊富なので「一日一個のりんごで医者いらず!」
★皮にも果肉にも含まれる「食物繊維のペクチン」
腸内の有害物質を排出し、善玉菌を増殖してくれるので
皮ごと食べて便秘改善に!!
★カリウムは成長に欠かせないミネラル
ナトリウムとセットで動き、体内の細胞内の水分量を調節
血圧を安定させる効果やむくみ改善に!!
★疲労物質の乳酸を分解するリンゴ酸
クエン酸(レモン)と一緒に摂ると殺菌作用や
胃腸のはたらきを活性化!!
【オレンジ】
日本ではネーブル・バレンシアオレンジが出回っています
カリウム・カルシウム・リン・ビタミンC・葉酸などの
栄養素が豊富で、風邪予防・生活習慣病予防に重宝
★皮や袋・筋に含まれるポリフェノールの一種
ヘスペリジンが毛細血管を強化!!
★ビタミンCがメラニン色素の沈着を抑制する美肌効果
さらに皮膚・血管・筋肉・骨も強化!!
★脂質の代謝にかかわるビタミン様物質イノシトールで
動脈硬化・脂肪肝の予防に効果!!
ほかにも
免疫力をアップする「パイナップル」
苦み成分ががんや血栓をする予防「グレープフルーツ」
果物がもたらす健康効果は
昔から知られていたんですね(*^_^*)
フルーツたっぷりのタルトケーキ
現代は「多糖多果」なのかなあ(><)